一晩にかく汗は「コップ1杯」
毎日使っているのに、あまり洗濯の機会がないのがふとん。
1人1晩にかく200ccもの汗を毎晩吸い込んで、わたには塩分や有機物などの汚れがたまっています。
この「たまった汚れ」が湿気を呼んで、わたの復元力や保湿力を奪います。

ふとんが雑菌の繁殖場に!
汚れたわたは、まさに雑菌の温床。毎日使っているふとんのわたを顕微鏡で調べてみると、
たん白質、脂肪、尿素などと共に、大腸菌などの雑菌がたくさん見つかります。
毎晩肌にふれるふとんは、想像以上に不衛生なのです。

カビや臭いの発生も
しかも適度な湿気を含んだふとんは、カビの発生や繁殖にも「絶好」の場。
たまった有機物を養分にしながら、湿ったわたの中で、どんどんカビが増えてゆきます。
また、このカビなどが、イヤな臭いの原因ともなります。

1枚のふとんに70万匹のダニ
ダニも湿ったふとんが大好き。ある研究報告によると、
水洗いせずに3年以上使っているふとん1枚に棲んでいるダニは、なんと7万〜70万匹。
このダニが、小児気管支ぜん息などアレルギー症状の元凶として、近年注目されています。

従来のお手入れでは
こうした汚れ、雑菌、ダニなどは、日干しや機械的なわたの打ち直しではとれないのが実情。
毎晩暖かく眠りを包んでくれるはずのふとんが、予想を超えた汚れ”くたくた”になっているわけです。
表面だけでなく、ふとんの中からキレイにするお手入れが必要です。



ふとんクリニーニングをすることで、遠赤外線処理により4つの大きな効果が得られます。
家族の健康のため、年2回はふとんの丸洗いを!




クリーニング工程

@受入検査
  (お客様宅にて) いたみ・ほつれ・とじ具合・シミ・汚れの点検。和とじ・しつけ

Aしみ抜き
  (工場へ) シミの種類と程度によるシミ抜き処理

B洗浄
  洗剤を吹き付け、まんべんなく中綿に浸み込ませ、もみ洗い

Cすすぎ・脱水
  水を吹き付け、遠心力による、汚れ・塩分・脂肪等の洗浄後、連続的に脱水

D乾燥
  熱風&遠赤外線乾燥システムによる、ゆっくり時間をかけて乾燥と殺菌処理

E仕上げ
  綿をやわらかくもみほぐす復元仕上げ処理

F検査
  仕上がり点検後、包装袋に入れ、出荷準備